ドラクエⅡ考察~サマルトリア戦記①『城』についての考察

 今回からはムーンブルク&ロトの勇者によるサマルトリア地方平定の物語『サマルトリア戦記』についての考察をする。ちょっと長くなりそう。

  今回のテーマは『城』。サマルトリアとローレシアの城の立地について、何故この場所に城を建てたのかを中心に考察したい。
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  Wikipediaによると城の機能は…
①防衛機能
 不意の攻撃や戦力に劣る場合、籠城する。
②支配の拠点
 領地支配の象徴としたり、敵地への支配地拡大の前線基地とする。
③君主の住居
通常の領主の生活の場であり、住民達の拠点でもある。
 …となっているが、


 まずサマルトリアは森の中に城を建てている。南東部に山地形が広がっているので、防衛に重きを置いた典型的な山城と思われる。
 ローレシアは平野部の海の近くに建っている。交通の便と政治重視の平城なのは間違いない。

【いつ建てられたか?】
 サマルトリアが守りに向いた山城という事は外敵に対する防御を想定していることは間違いない。その敵とは?ドラクエⅡでこの辺りに出現する“ドラキー”や“やまねずみ”相手にこんな大袈裟な防備は必要ない。よって建てられた当時は強力な魔物か敵対勢力が存在していたことがうかがえる。ただ石造建築の技術はムーンブルク・ラダトーム風に見える事から、(ロトの勇者のいる)ムーンブルク軍侵攻後に建てられたあるいはムーンブルクの技術を取り入れて強化されたと思われる。

 ローレシアは産業の発展が望める平野に築かれたにしては城下町の規模はとても小さい。そして防御の拠点としてもあまり守りは固くなさそう。この二点からローレシア城はこの地域平定後の強い外敵がいなくなった後に建てられた歴史の浅い城だと推測出来る。平城は山城と違い防衛機能も町の規模も後から拡張出来る。ロトの勇者は平和になった先の発展も考えてこの地に城を築いたのかもしれない。

【これまでの当ブログでの説をまとめると】
1.当時のサマルトリア地方は蛮族や強い魔物の跋扈する未開の地
2.ムーンブルクは内乱が平定されたラダトームを警戒
3.ロトの勇者、ルプガナ経由でムーンブルクに到着
4.ラダトームとムーンブルクの協力でローラの門完成

5.サマルトリア城建設
6.サマルトリア地方平定、魔物等の外敵を駆逐
7.ローレシア城建設
 
8.ハーゴン軍の侵攻によりムーンブルク落城


 ローラの門からの距離を考えればロトの勇者のルートはサマルトリア→リリザ→ローレシアと考えて間違いないだろう。次回からは本格的に“サマルトリア戦記”についての考察を進めたい。

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この記事へのコメント

kirey_bee
2011年03月23日 21:09
日本史の授業の「山城」から「平城」を思い出しました^^
ドラクエで城の立地とか考えたことも無かったけど
よーく見るとちゃんと計算して配置してるのが分かりますね
裏設定のバックボーンが深いです(と思います)
togege
2011年03月23日 21:45
 山城は高さの利を生かして守るんですが、ムーンブルク落城の際は空を飛ぶ魔物に進入されたから、あっさり落城したんでしょうね。
 ラダトームは籠城時には城下町の人々も逃げ込めるように出来てると思います。水をいれた堀もありますね。
 ドラクエシリーズの各作品のお城の考察は今度やってみようかな?

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