ドラクエⅡ考察~モンスター編①ハーゴン軍の実態

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 ムーンブルクを襲ったハーゴン軍というと魔物の軍団をイメージするが、それについて疑問がある。

Q.多種多様な魔物を軍団として運用するのは可能なのか?
 この疑問を持った理由はハーゴン軍に滅ぼされたムーンブルク城に出現する魔物。
  キングコブラ よろいムカデ スモーク  リビングデッド  リザードフライ  メタルスライム
 何が言いたいか?
 この構成はとてもハーゴン軍の主力に見えないし、それどころか地元の雑魚モンスターが住み着いているように見える。
  →ハーゴン軍はムーンブルク城を落とした後、撤退した。
   →魔物の軍団の運用には限界があるのでは?

 何故ハーゴン軍が撤退したのかについては後のムーンブルク編で取り上げるが、今回はハーゴン軍について魔物の軍団には運用に限界があるという前提で考察してみる。

 例えば、ブリザードはロンダルキアから出られなさそう。ロンダルキアといえば寒い所で裸のギガンテスはブリザード程じゃなくても暑さに弱そう。それに食糧などのコストが高そう。

 人間の軍団の運用には食糧や装備、報酬等のコストがある。それに命をかけるに足る大義が必要。他にも色々面倒な事は多い。単一種族の人間ですら軍団として運用するのは大変だ。人間同士でもある程度以上価値観や利害を共有しないとまとまる事は難しい。というか人間はしばしば利害で対立したり互いの価値観を認められないという理由で争う。
 単一種の人間同士でも難しいのに魔物はそもそもの種族が異なる。根本的に生態が異なる。人間と同じように軍団としてまとめるなんて無理がある。

 しかしドラゴンクエストでは異種の魔物が徒党を組んで人間に襲いかかっているように見える。そのカラクリを解き明かすためにまずはドラクエⅡに登場する魔物を分類してみる。

【ハーゴン軍・正社員】
 主にハーゴンの教団の構成員である神官系とハーゴンと価値観をある程度以上共有出来ると思われる悪魔系がココに入る。 
 神官系、アークデーモン、デビル系、巨人系、小悪魔系など)

【地元の土着モンスター】
 各地域に元から住み着いている魔物。動植物やスライム等の下級の魔物がこれにあたる。自身の捕食やテリトリーを守るために人間を襲う。ハーゴン軍の兵隊では無いし、利害関係も無い。 
 スライム系、ドラキー系、ねずみ系、植物系、マンドリル、くびかりぞく、虫系、スモーク系、リザードフライ、蛇系、ハンド系、フレイム、ブリザードなど

【ハーゴン軍・傭兵】
 ハーゴンと価値観を共有してなさそうだけど、利害の一致や契約でハーゴン軍に味方している魔物。それなりに知性の高い魔物が該当する。
 固体によってはハーゴンの教団に入信した【正社員】かもしれないし、ハーゴン軍とは関係の無い自身の目的の為に王子たちを襲う【土着モンスター】かもしれない。
 オーク系、くびかりぞく、バーサーカー、ホークマン

【ハーゴン軍・番犬系】
 ハーゴン軍に使われている動物や魔物。人間の軍団で言えば軍馬や軍用犬のような存在。生物兵器として使われる虫なども含まれる。元は【土着モンスター】に属する魔物を捕えて洞窟や塔の守備に使うので、重複は多い。
 サーベルウルフ、キラータイガー、フライ系、ドラゴン、目玉系、マンイーター、ウドラー、タホドラキー
、蛇系、
 とりあえず、ハーゴン軍の中心は【正社員】の神官、悪魔系だろうが、犠牲を避けたり戦力を補うために【傭兵】を雇ったり、【番犬系】を使ったりする。人間の軍団よりも【番犬系】の比率が多いと考えて良いだろう。【土着モンスター】が人間に襲うの便乗したり、けしかけたり、【番犬系】として取り立てる等、うまく使ってコストや【正社員】の犠牲を抑えている。
 しかし【番犬系】【土着モンスター】はその生態など運用には制約が多い。特に思い通り動かすのが難しい。そこを補うために“魔物を作る”という発想が出てくる。人間で言えば乗り物等の機械に当たるが、ハーゴン軍の場合魔物を改造したり、新たに作ることで戦力にする。

【作られた魔物】
 さらに【改造種】【創造種】【アンデッド】に分かれる。
【改造種】
 ホイミスライム、ラリホーアント、メイジパピラス
【創造種】
 メタルハンター、どろにんぎょう、ガーゴイルなど 
【アンデッド】
 ゾンビ系、骨系、ミイラ系
 これら【作られた魔物】が逃げ出したり、放置されて【土着モンスター】になる場合も多い。例えばホイミスライムやリビングデッド。

 次回は各場所や魔物にスポットを当てて、ハーゴン軍における位置付け等をより詳しく考察していきたい。

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この記事へのコメント

togege
2011年04月17日 19:12
 モンスターについての考察、リクエストがあればコメント欄かツイッターにお願いします。
 リクエストが来るといいな~
takatou
2012年02月08日 18:15
ゴールドオークは何故あんなに金をもっているのでしょうかね?

ゴールドオークは海底洞窟や満月の塔といった拠点にいる辺り、通常のオークが傭兵として雇われて
ハーゴン軍で鍛えられた存在で、オークキングはその中の精鋭か文字通り王族でロンダルキアに人質
に取ってオーク族を働かせている感じだと思いましたが、傭兵にしては金持ち過ぎなのが謎なんですよね。

教団側が高い給与を払ってまで必要な能力(神官や悪魔よりも番犬系等のモンスターを扱える力、
あるいは腕力とそこそこの知性を生かした拠点のメンテナンス等?)があったか、そもそもゴール
ドオークは金満なオーク族で教団にとって有力な株主か御用商人のような存在で正社員の待遇
としているんでしょうか(下士官ポジのグレムリン・きとうしとは同格ぐらい?)

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