ドラクエⅡ考察~テパの防衛戦略(前編)

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 ずっと前の考察『各地の経済力を考察』『世界一の職人の里テパ』によると、テパは武器屋の品揃えと宿屋の値段から出した“金持ちランキング”でぺルポイに次ぐ第二位に輝いた。
 だが、ちょっと待てよ?本当にそうか?というのが今回のテーマである。

【おさらい】
 テパが金持ちである根拠を挙げると、テパ産の高級武具の存在がある。これを需要のあるぺルポイやデルコンダル、ムーンブルク等に輸出することで高い収益を得ている。ドン・モハメのような世界的に有名な職人もいる。
 また大規模な水門を作れるほどの高い土木・治水技術も持っている。

【本当にお金持ちなの?】
 テパお金持ち説を覆す根拠は以下の二点。ひとつ目はテパが“町”ではなく、村であるという点。村という呼称からは規模の小ささ、すなわち人口の少なさを連想させられる。ふたつ目は交通の便が悪過ぎるという点。強い魔物に襲われる森と山、河川に囲まれる秘境ともいえる僻地では人の交流自体がままならないのではないか。以上二点から、やっぱりテパで活発な経済活動が行われているとは思えないのではないかと思ってしまう。そもそもドラクエ世界での産業は武器屋だけではないのだから。

【結論・テパのイメージ】
 強力な魔物が跋扈する森林と山岳、河川に囲まれた秘境テパ。人口の少ない村だが、この村には古くから伝わる高級武具製造の技術がある。テパの武具の高性能さは世界的に有名で、遠方の商人や腕に覚えのある戦士が危険な旅をしてでも買い付けに来る。元からある高い技術力と武具を売って得た富により、僻地にも関わらずテパの村人の生活水準は非常に高い。…と、こんな感じだろうか。

【新たな疑問】 それはテパはどうやって村を守っているのだろうか?という疑問だ。これが今回のメインテーマになる。
画像 テパ周辺の魔物は強い。ロンダルキアからも近い上にハーゴン軍の拠点である満月の塔が目の前にある。しかもテパが小規模な村の割に金持ちだとすると、その富を狙う人間もいるはずだ。テパ程外敵に囲まれた場所はそうそう無い。
 しかしテパの村には城砦は無く、無防備に見える。いくら強力な武器があって、強い戦士がいたとしても村が無防備ではとても守り切れないだろう。

 ここで少し視点を変えてみる。テパ地方全体を俯瞰して見ると、テパ地方は高い岩山に囲まれていることが分かる。テパに進入出来るルートはごく限られていることが分かる。 侵入者の視点で見れば、狭く曲がりくねった川は船での進入が難しい。その間、山や森に囲まれ強力な魔物がいつ襲って来るか分からない。
 東のムーンブルク湖からの進入経路は間に満月の塔があり、万全の守り。満月の塔は旧シドー教のモニュメントであるが、戦略拠点でもあるようだ。ハーゴンの台頭、ムーンブルクの滅亡で満月の塔を巡る情勢は大きく変わったが、それは後で詳しく述べることにする。
 
 つまりテパの村自体は無防備でも、テパ地方の山、川、森全体が巨大な要塞だと捉えるべきなのだ。そう考えるとテパ地方の南に複数ある、一見無意味な橋も防衛上に必要なものだと分かる。(実際プレイヤーにとってあの橋は進行の邪魔だったし)

【テパの守護者】
 テパ地方全体を要塞と見れば、その守り手は魔物たちだと考えられる。テパの村自体が無防備なのはテパ地方の魔物から村を守る必要が無いからだ。
 この地方に出現する魔物を分類するなら、くびかりぞくとゴールドオークが守り手の主体。タホドラキーやヒババンゴ、ブラッドハンド、スモーク、パペットマン等は彼らに使われているように見える。妖術師は妖術師だけで現れることが多い。特にハーゴン軍に作られたパペットマンがくびかりぞくに使われているのは特筆すべき事実。

【今回のまとめ】
 少数精鋭のテパを守るのは、山と森、川に囲まれた天然+αの要塞とくびかりぞく、ゴールドオーク&手下の魔物。

【次回へ持ち越し】
 テパとハーゴン軍、シドー教、ムーンブルクとの関係。

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