FE考察~コンセプトと予告

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 当ブログの考察第2弾の題材は『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣&紋章の謎』に決定した。

 なぜFEシリーズの中でもアカネイア大陸編を選んだか?
 光の王子マルスが悪の帝国ドルーアを打倒するという一見シンプルな勧善懲悪のシナリオに見えるけれど、実はそうでもない。
 ゲーム中では人間であるグルニアやマケドニアが悪の帝国ドルーアの手先として主人公マルスの敵として立ちはだかる。そこには複雑な事情がある。また主人公マルスの方もアカネイア同盟軍に属していて宗主国アカネイアや同盟国オレルアンとの複雑な関係がある。また敵方のマケドニアからは王妹のミネルバが寝返ってくるなど複雑な人間ドラマが繰り広げられる。
 
 初代FE暗黒竜はファミコンのごく限られた容量の中で、大河ドラマ的な物語と複雑な人間ドラマを織り込み、なおかつシンプルな勧善懲悪的な英雄物語にまとめた所がとても魅力的である。

【考察のコンセプト】
 当ブログの考察を進めるにあたって、基本的な立ち位置をハッキリさせておく。

 それは(新)暗黒竜、(新)紋章で語られるシナリオは後世の人間が語る英雄王マルスの物語だということ。

 暗黒戦争、英雄戦争を勝ち抜いた英雄マルスはその後アカネイア大陸の統一王になる。後世の人間は歴史として英雄王マルスの戦いの記録を残すわけだが、それは勝者の歴史だということである。
 
 後世の歴史書“ファイアーエムブレム”では当然英雄王マルスは正義として書かれるし、敵役にして歴史の敗者メディウスやハーディンは悪として書かれる。
 
 当ブログでは勝者の歴史ファイアーエムブレムにおいて、美談として書かれたエピソードことさらに強調された敵の“悪”、そういったものの裏に隠された真実を考察してみたいと思う。

 しかし『マルスは実は悪だった!』というつもりは無い。たぶん… 今のところは…

 アカネイア大陸の歴史におけるマルスの功績は古い時代の秩序を打倒し、新しい時代の秩序を打ち立てた事だから。そしてそれはマルス一人によって成されたのではない。それを成したのはマルスに味方するものだけではなく、敵として敗れた者たちも含まれる。

 ファイアーエムブレムという作品からは限られた表現力の中でゲームの世界に生きる英雄たちや名も無き人々が織りなす時代の変化のダイナミズムを感じた。その感動を伝えられればと思う。

【予告】
 今後のブログで取り上げるネタを予告するなら…
  ・アカネイア人の秩序
  ・覇気あふれる実力主義のグルニア諸将
  ・ハーディンの理想と挫折
  ・カミュ、ミネルバなどの人物評

 

この記事へのコメント

togege
2011年08月23日 21:19
考察の題材第二弾としてのFEですが、ドラクエⅡの方もまだまだ続けます。
最近ドラクエⅡの方はまとめるのに時間がかかって更新間隔が空きがちなので、そこを埋めるためにFE考察を始めました。
ドラクエⅡ共々生暖かく見守ってやって下さい。

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