FE考察~ドルーア陣営・打倒アカネイアへの戦略

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 今回はドルーア陣営がアカネイアを追い詰めるまでの戦略を考察する。
 まず勝利条件は『アカネイア王家の根絶やし』それ以外に無い。パレスの制圧もアカネイア軍の撃破も勝利条件には成り得ない。
 ドルーア陣営の不安要素は聖王国の権威に楯突く罪悪感による士気の低下、遠征の疲れ、元々のアカネイアとの地力の差といったところだろうか。長引くほど不利になる事は容易に予測できる。またアカネイアを滅ぼした後の“本当の”戦いに備え戦力を温存したい。
 『いかに手早く勝利するか』『いかに損害を抑えて勝利するか』以上二点を考慮する必要がある。

 メディウスをトップに据えたことでまとまったドルーア陣営。それに対しアカネイアは長年の繁栄に胡坐をかき、内部の権力闘争に明け暮れているため、国としてのまとまりには欠けていた。
 
【ガーネフの暗躍】
 ガーネフはより確実に勝利するために謀略で五大諸侯を分断させることを考えた。うまく諸侯同士の対立を煽った結果、ラング、ベントはドルーア陣営に寝返り、最有力のカルタスはお家騒動の混乱から兵を動かせずという状態に追い込んだ。(デザイナーズノートより)

 弱体化したアカネイアよりも、その前に戦うことになる“聖王国の楯”アリティア・グラ連合軍が最も手強い敵だと思われていた。しかしこの戦いもガーネフの謀略によるグラの裏切りであっけなく勝利した。
 ここで注目すべきはグラを裏切らせる事はその時が来るまで味方にすら知らせていなかった事である。それでカミュらグルニアを怒らせている。もっともグルニアは名誉ある勝利を得られない代わりに、騎士団の戦力を温存してアリティアを潰すことが出来たので最終的には不問だっただろう。

 独断でアリティアをハメたガーネフだがドルーア陣営内での信用を少し失った代わりに得たものは大きい。『コーネリアスの排除』『神剣ファルシオンの入手』『エリス王女の確保』以上3点である。出来ればマルス王子も確保したかったが、取り逃がしてしまった。これらはガーネフの野望の有力な切り札になるはず“だった“。 もしもグルニアとアリティアの全面戦争になっていたら、コーネリアスはともかく他の3つを得るのは非常に困難だったはずだ。アカネイア滅亡後の切り札を確実に手に入れるために自ら動いて味方すらも出し抜いたのだ。このアリティア攻略はガーネフの謀略の最高傑作と言っても良いだろう。
 ガーネフは対メディウスの切り札として他に神竜チキも確保している。これらの事からガーネフはアカネイア滅亡後の戦略を持っており、メディウスを切るつもりだったことは間違いない。

【野心家・ミシェイルの思惑】
 パレス攻略の際、マケドニアは何をしていたのだろうか?おそらく逃げたアカネイア王族を捕える為の包囲網を作っていたのだろう。アカネイア滅亡後を考え、戦力の温存をしつつオイシイ所をかっさらう狙いだったのだろう。しかしゲーム中、滅ぼしたアカネイア領をほぼ全てグルニアに取られている所を見ると期待したほどの戦果は挙げられなかったと見て間違いない。
 ドルーアのパレス攻略にあたり、予想に反し王家の者を逃がす動きが無かったからだと思われる。それはアカネイア王家、シャロン家、ノア家の中にはドルーア陣営の勝利条件『アカネイア王家を根絶やしにする』を見抜けた人物がいなかった事を示す。ミシェイルから見てアカネイアは予想以上にバカだったということである。グルニアがほとんど戦力を消耗しなかったのも誤算だっただろう。マケドニアはこの遠征で損害はほとんど無かったが得るものも無かった。

【アカネイア大逆転のタネ】
 聖王国アカネイアの歴史上初めての大規模な“反乱”だったが、こうして意外なほどあっけなく聖王国を追い詰めた裏には周到な計画・準備があった。にも関わらず最終的にドルーア陣営はアカネイアに敗北することになる。

 パレスは陥落し、後はアカネイア王族を残らず処刑するのみ。最後の一人ニーナ王女を残した時点で99.99%勝利を掴んでいた。
 前線の兵士たちにとっての戦いはもうゴールインしたと言っても良いだろう。しかしテープを切ったハズのゴールはまだ先にあった。なぜか?ありえない事だが、捕えたはずのニーナが逃げたのだ。勝利条件『アカネイア王家の根絶やし』を満たすまではこの戦争は終わらない…

 暗黒戦争の勝敗を決定付けた人物は最終的にドルーアの皇帝メディウスを倒したマルスではない。ニーナの後見人として解放軍をまとめ上げて次代アカネイア王位を得たハーディンでもない。

 暗黒戦争におけるアカネイア大逆転のタネは捕えたはずのニーナ王女を逃がした黒騎士カミュなのだ。


【補足・ドルーア陣営の戦略眼】
 ドルーア陣営のアカネイア打倒の戦略はコーディネーターのガーネフが発案者だろう。彼にはアカネイア滅亡後の混乱に乗じて世界を操ろうと考えている。そのための切り札は周到に用意、確保している。
 マケドニアのミシェイルはガーネフの戦略を理解し、それに乗っかっているようだ。しかし最終的に自国の勝利を得る為にはガーネフをも出し抜かなくてはならない。マケドニア国内にガトーを招聘しているのはそのためだろう。
 グルニアにはガーネフやミシェイルと渡り合えるほどの戦略眼の持ち主はいない。グルニアの諸将はパレス陥落後は勝手にアカネイア領を山分けにしてバラバラになってしまっている。グルニアのルイ王には彼らの暴走を止める力は無い。カミュは将軍としての軍事指揮能力はあっても政治家としての戦略眼は無い。

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