ドラクエⅡ考察~ぺルポイの謎・前編

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 ぺルポイについてはずっと以前に取り上げたが、実は未解決だった謎が多い。ゲーム中ではぺルポイについての直接の証言が無いからだ。

 以前の考察『巨大なる地下都市ぺルポイ』では世界一お金持ちな都市として、取り上げられている。しかし、この世界一お金持ちの称号も、宿屋の値段と武器屋の品揃えのグレードから弾き出した、ひどく大雑把なもの(参考:お金持ちランキング訂正版)なので、本当に金持ちなのか?を詳しく考察してみたい。

【武器屋の値段から見えるもの】
 ぺルポイの武器屋の品揃えは大金槌や鉄兜のような実戦的なものから、光の剣や力の盾、ドラゴンキラーのような高級品、そしてミンクのコートというセレブ向きの超高級品までカバーしている。売られているということは需要すなわち買う人がいるという事だ。ロンダルキアの麓なので、そこの強力な魔物に対抗するための装備は必要不可欠だろう。
 大金槌や鉄兜あたりは屈強な戦士たちの標準装備としてイメージ出来る。ドラゴンキラー以上の高級武具を買えるのはある程度以上の名声を得て、それなりの報酬を手にしたベテラン戦士だろう。ぺルポイはロンダルキアの麓という立地上、強い戦士の需要がある。なので傭兵や賞金稼ぎの仕事には困らない。
 腕自慢の戦士たちは傭兵や賞金稼ぎとしての仕事を求めてぺルポイに集まるが、逆に言えば戦士を雇い報酬を与える経済力を持つ人物が存在する。例えば裕福な豪商といったところだろうか。彼らは自分や要人、取引の品を護衛するのに腕の立つ戦士を雇う。特に裕福な者であれば、さらに戦士たちに最高の武具を支給するだろう。安全には金を惜しまない。

【ぺルポイの食料事情】
 ぺルポイには武具を作る職人と売る商人、使う戦士がいる。彼らは当然メシを食う。食料生産に携わらない職種の彼らを食わせていくには食料貯蓄の余裕が必要だ。
 人間が文化や経済を発展させるには、農耕牧畜による食料生産が必要である。全体マップを見て分かる通りぺルポイは土地自体が狭く、食料生産に向いた平地はもっと狭い。多くの人口を養うのは無理だ。では輸入はどうか?他の土地から離れ過ぎているが、船を使って運ぶことは可能だ。その分高価にはなるが。それが宿屋の値段を上げる要因のひとつだろう。

 他の都市の食糧事情も見て行くと、ムーンブルクは多くの人口を養う生産性があったからこそ大きな国が出来たのだろう。ルプガナも平野が広がっていて、食糧生産に向いていそうな土地だ。この豊かな土地を巡って争った跡がドラゴンの角なのだろう。(参考:ルプガナの忘れられた伝説)他の土地から離れた新興都市ベラヌールが発展したのは新航路の発見だけでなく、北の平野での食料生産に成功して多くの人口を受け入れられたからだと推測される。
 逆に広い平野がありながら、経済発展の遅れたローレシアやサマルトリアはゲーム中の記号では表現されていない気候などの要因で見た目程の生産性が無いと考察した。(参考:スライムブルー・前編)アレフガルドは複雑な地形で平野が少なく、生産性が低いのかもしれない。Ⅲ→Ⅰ→Ⅱと時代が下るにつれ、人材が流出した要因のひとつなのかもしれない。
 テパも食料生産力が低そうだが、人口も少なそうなのであまり困ってないかもしれない。村の規模が小さくとも高品質な武具と複雑な地形が村を守ってきた歴史がある。それにぺルポイよりもムーンブルクやベラヌールからの輸入も容易に行える。
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【なぜぺルポイに人が集まるのか?】
 ムーンブルクなどの主要都市から離れていて、食料生産性にも乏しい上、強い魔物もいるぺルポイ。この土地にはそんなハンデやリスク以上の魅力があるから人が集まるのだろう。
 その魅力とはおそらくゴールドラッシュだろう。ロンダルキアの山の鉱産資源による一攫千金を求めて集まった人々がぺルポイの繁栄を生んだと考えられる。

【残る謎】
 何故ぺルポイ市民は地下に潜ったのか?それはいつだったのか?その辺りは次回詳しく取り上げたい。

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