ドラクエⅡ考察~モンスター編②不死身の軍団

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 今回はハーゴン軍のモンスターの運用についてアンデッドモンスターをピックアップして取り上げてみる。

 人間の死体を操って自軍の戦力にするアンデッドはコストも安そうだし、素材は戦場で現地調達出来る、数的にも強さ的にも申し分ないハーゴン軍の有力な兵隊に見える。しかしそのアンデッドに運用上の限界やデメリットは無いのかも含めて考察してみる。

 まずは出現エリアを書き出してみる。
・リビングデッド
 (ムーンブルク地方、ムーンブルク城、風の塔、ドラゴンの角)
・くさったしたい
 (デルコンダル地方、テパ地方、満月の塔、ロンダルキアの洞窟)
・グール
 (満月の塔、ロンダルキアの洞窟)
・ミイラおとこ
 (テパ北部地方、竜王の城、大灯台)
・マミー
 (満月の塔、海底洞窟)
・アンデッドマン
 (大灯台)
・スカルナイト
 (海底洞窟、ロンダルキアの洞窟)
・ハーゴンのきし
 (ロンダルキアの洞窟)

 かなりのインドア派である。この時点でアンデッド系、特に骨系の運用の限界が見えている。
 
 骨系は見た目も戦闘能力的にもかなり優秀な兵隊なのに惜しい所である。しかしドラクエⅠのがいこつ系はアレフガルドを堂々と徘徊している。屋外での運用可能という点で竜王社製スケルトンはハーゴン社製スケルトンよりも遥かに優秀だと言える。
 しかし屋外に出せないという致命的欠陥はあるとはいえ、ダンジョンの守衛と割り切るなら非常に優秀な兵士である。シンプルに徒党を組んで標的を集中攻撃するアンデッドマン。賢く守衛としての任務を忠実に遂行するスカルナイトとハーゴンの騎士。竜王社の技術が加われば無敵の軍団が出来るはず。

 リビングデッドやくさったしたいの出現範囲の広さは特筆ものである。骨系と違い、屋外での運用に耐えられるのは肉がついてて生前に近いからだろうか?しかし複雑な作戦行動に応えられる知性は無さそう。彼らはきっと現地で素材を調達して目的を果たしたらそのまま放置されたと思われる。ムーンブルクのは特にそう思える。

 ハーゴン軍の兵隊として成功例と言えるのはミイラ男だろう。通常攻撃オンリーというシンプルさで非常に扱いやすく、コストも安そう。フィールド上ではドラゴンの角の南の砂漠で出現する。元々は砂漠地帯の技術にハーゴン軍が目をつけて利用し始めたのかもしれない。

 マミーは扱いやすいミイラ男を改良して強力な兵士に仕立てようという意図が見える。攻守のバランスが良く、集中攻撃をしたり自らの判断で状況に応じた戦術的撤退が出来たりととても賢い。屋外での運用が可能なら非常に完成度の高い兵士だろう。出現地域が狭いのはまだ試作段階でロールアウト前だと考えられる。

 マミー同様に満月の塔に出現するグールもまた死体の戦力化計画の一環で試作されたアンデッドに違いない。くさったしたいベースでサイクロプス並みの怪力とギラの呪文を使えるようにした攻撃的な兵士として作られた。しか知能が足りないのかギラしか使わず、その本来の怪力を活用しないという性能はともかく完成度には疑問のある試作品である。
 くさったしたいベースの兵士といえばリビングデッドがいるが、彼らはマヌーサと防御をする知能をつけたものの、身体能力が落ちることと思うように攻撃してくれないという欠点がある。グールはその辺の改善を望んだのだろうが上手くはいかないものだ。リビングデッドは兵士としては“使えない”のでムーンブルク攻めが終わったらそのまま放置されたのだろう。

【まとめ】
 死体系はローコストな素材を現地調達して使えるがなかなか意図通り動いてくれない。
 骨系は優秀な兵士ながら屋外運用不可。竜王のノウハウが欲しい。
 砂漠の死体保存技術の活用によりミイラおとこがロールアウト。その改良型のマミーも優秀。

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この記事へのコメント

kirey_bee
2011年04月18日 21:20
ツィマッド社とジオニック社みたい(笑)
takatou
2012年01月27日 22:02
ミイラおとこ系はⅢだとピラミッドの罠として出てきたので上の世界とは関係ないにせよ砂漠という地域特有の技術なんでしょうね。

むしろアンデッド系はスカルゴン系がいるⅢのゾーマ軍が頂点だと思う。

でんたん
2018年09月24日 21:29
ハーゴンの騎士はロンダルキア洞窟4Fにしか出ないという謎。
稲妻の剣をドロップする事から稲妻の剣を標準装備している可能性がある凄い存在だけど稲妻の剣作成のコストがヤバすぎてハーゴン神殿とかには配備できないのか
togege
2018年09月24日 22:21
>でんたんさん
コメントありがとうございます。
確かにハーゴンの騎士は4階にしか出てこないレアモンスターですね。
まだロールアウト前の開発中のモデルで、4階では開発室でテスト中なのかもしれません。アンデットマンはマスプロダクトモデル、スカルナイトが重要拠点に配置するハイエンドモデル、ハーゴンの騎士は次世代モデルといったところでしょうか。
2019年09月18日 02:46
竜王が骨系を屋外運用できるのではなく、ひかりのたまの光に骨系が弱い可能性思いついた

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