テーマ:ドラクエ

ドラクエⅡ考察~ハーゴンと破壊の神

【ハーゴンの正義】  前々回『大神官ハーゴンの世界』ではゲーム中で表現されているハーゴンの価値観について、前回『ハーゴンと月の王国』ではハーゴンの価値観を生み育てたムーンブルク社会との関係について考察した。  彼は優秀な頭脳と才能に恵まれ、勤勉な努力家でもあった。誤解を恐れずに言えば極めて正義感の強い人物だった。ただしそのハーゴ…
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ドラクエⅡ考察~ハーゴンと月の王国

 今回はハーゴンとムーンブルクの関係について考察する。 【大神官という役職】  冒頭のローレシア城でのこのシーン、注目すべきは傷ついたムーンブルク兵が”大神官”ハーゴンと呼んでいることである。ハーゴンと呼び捨てにせず、わざわざ大神官という偉そうな肩書きをつけて呼んでいる。魔物の軍団を率いて祖国を滅ぼした憎き仇敵なのにだ。  ち…
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ドラクエⅡ考察~大神官ハーゴンの世界

【ハーゴン教団のヒエラルキー】  ハーゴンは破壊神シドーを信望する教団の神官たちの中でもトップの位に就く者として”大神官”を名乗っている。実際王子たちと出会った時にも『誰じゃ?私の祈りを邪魔する者は?愚か者め!私を大神官ハーゴンと知っての行いか?』と言っている。  またこの時の会話で”いいえ”と答えると親切にも(笑)『では憶えておく…
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ドラクエⅡ考察~在りし日のムーンブルク

 今回は今までの考察の中で断片的にしか扱ってこなかったムーンブルクについてのまとめ記事。ゲーム中ではハーゴン軍に滅ぼされていて情報が乏しいが、テキスト以外の情報例えば地形配置や敵の分布、他の町や人との関係から、在りし日のムーンブルクの姿をを見出すことは十分可能だと考える。 【古き伝統ある大国】  当ブログで度々登場するムーンブル…
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ドラクエⅡ考察~聖地アレフガルドの闇

【勇者を待つ人々】  Ⅰ~Ⅲ全ての舞台アレフガルドは勇者ロトの伝説発祥の地として有名だ。ラダトームの旅人の宿が極端に安いのは、救国の英雄となる勇者を発掘し、集めるためと思われる。おそらく大魔王を倒すために集められた勇者たちの滞在費を国が補助したのがその始まりと思われるが、以後も勇者の現れる町の伝統として残されたのだと考える。  …
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ドラクエⅡ考察~文明と信仰編2・海世界の発展

【海世界の概念】  当ブログでは何度かドラクエⅡの世界では陸世界と海世界という対立軸があると述べた。(参考:英雄ローレシア王子の足跡4・第2の旅立ち)  活発な交易により、ドラクエⅡの時代には伝統国であるアレフガルドやムーンブルクを凌ぐ経済力を持っている。その代表格であるぺルポイやベラヌール、デルコンダルはかつての中心地であるア…
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ドラクエⅡ考察~ロト戦記6・神速の英雄

【神速】  大灯台を落として以来のローレ王子たちは文字通り世界を股にかけ、各地に足跡を残していった。  精霊の紋章探しにラゴス捜索、ザハンの聖なる織機をテパに届ける、ロトの武具の収集、ローレシアで囚われたハーゴン教団幹部を自らの手で処刑など、世界のあらゆる場所で様々な活動をごく短期間で行った。  では王子たちの活動は同時代の人…
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ドラクエⅡ考察~文明と信仰編1・文明のルーツ

【文明と信仰編】  今回から始める文明と信仰編ではドラクエⅡ世界の文明と信仰は何処から来たのか、あるいは何処で発生したのか、そしてどのように伝播し、どのように発展したのかを探ってみたいと思う。 【始まりの地アレフガルド】  ドラクエⅡ世界での文明の始まりの地としてまず考えられるのはアレフガルドだろう。アレフガルドからルプガナ→…
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ドラクエⅡ考察~ロト戦記5・オーシャンブルー

【デルコンダルへ】  月の紋章を得るためデルコンダルに向かうローレ王子一行だが、まずはデルコンダルの状況と王子たちとの関係についておさらいしておきたい。  『デルコンダル、そのルーツ』  結論から言えば、そのルーツは流刑地か海賊のアジトと思われる。王国とは言うものの、その価値観は他の王国と大きく異なる。  『スライムブルー後…
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ドラクエⅡ考察~紋章の謎

【注意!】  FE考察もしているこのブログにおいて、まぎらわしいタイトルだが、今回はドラクエⅡの紋章についての考察である。あと、重大なネタバレを多く含む。まあ、今まで特にネタバレに気を使ったことは無いが… 【竜王の曾孫の助言】  竜王の曾孫の情報によると5つ揃えると大地の精霊ルビスの守りが得られるという、ドラゴンボールのような…
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ドラクエⅡ考察~ロト戦記4・テパ潜入

【テパの沈黙】  首尾よく大灯台を奪還した王子たちだったが、当時心配していたのがテパの動きだった。(参考:ロト戦記2・結集そして逆襲のはじまり) テパはシドー教の聖地なので、親ハーゴン派だと思われていた。もしテパがハーゴン側だったなら、アレフガルドを解放し(参考:ロト戦記1伝説の勇者再臨)、大灯台奪還を奪還しようとする王子たちの妨害を…
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ドラクエⅡ考察~ぺルポイの謎・追記

 前回『ぺルポイの謎・後編』で読者様からいただいたコメントがとても面白かったので、それを元により深く考察してみた。 【ぺルポイ市民の地上生活】  ①地上と地下で半々ぐらいの生活をしているならば、なぜ地上には生活の痕跡がまるでないのか?  →敵に地下への入り口を見つけられることを恐れて地上ではテントなどの簡素かつ撤収可能な生活を…
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ドラクエⅡ考察~ぺルポイの謎・後編

 【ぺルポイ市民の地下生活】  ぺルポイの生活形態には謎が多い。  例えば『地下生活はいつ始まったのか?』『どうして地下で生活するようになったのか?』という疑問が頭に浮かぶ。  ここで仮説を立てる。  ぺルポイ市民は元々地上で暮らしていて、比較的最近に地下都市に避難してきたのではないか。    ぺルポイ市民の地下生活はご…
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ドラクエⅡ考察~ぺルポイの謎・前編

 ぺルポイについてはずっと以前に取り上げたが、実は未解決だった謎が多い。ゲーム中ではぺルポイについての直接の証言が無いからだ。  以前の考察『巨大なる地下都市ぺルポイ』では世界一お金持ちな都市として、取り上げられている。しかし、この世界一お金持ちの称号も、宿屋の値段と武器屋の品揃えのグレードから弾き出した、ひどく大雑把なもの(参考…
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ドラクエⅡ考察~ロト戦記3・ローレシアの矜持

【大灯台後の動き】  前回『ロト戦記2・結集そして逆襲のはじまり』において、ロトとローラの血を引く王子たち率いる多国籍軍はハーゴン軍から大灯台を奪還した。  その後の方針としては…  ①竜王の曾孫の助言に従い、精霊の紋章を探索する。  ②ハーゴン軍に対抗する人材を集め、ハーゴン包囲網を形成する。  そこで新たな拠点として目…
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ドラクエⅡ考察~再考察・サマルトリア王子の静かなる戦い

 以前の考察『サマルトリア王子の静かなる戦い・前・中・後』  大まかにあらすじを述べると、サマル王子はローレ王子と違い、王太子としての地位が確定していない。それどころかサマルトリアには反王子派が存在している。反王子派はサマルトリアの森の先住民族の子孫で、元々外国人であるロトの血を引く王家に反感を持っていた。反王子派は森の民として、ムー…
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ドラクエⅡ考察~再考察・あくまのめだま&ダークアイ

 随分前に書いた考察『モンスター編④番犬系の運用』にて面白いコメントを頂いて、書く意欲が湧いたのでサクッと書いてみた。題名通りあくまのめだま&ダークアイを掘り下げてみた。 Q.あくまの目玉系はダイの大冒険だと監視カメラみたいな使われ方をしていたんですよね。その辺りの役割もあったんでしょうか? A.結論から言うと、わからない。…
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ドラクエⅡ考察~受け継がれる?伝説の武具・後編

【てつ、はがね】  前回『受け継がれる?伝説の武具・前編』では上の世界と下の世界とでは鉄や鋼の精錬技術に差があると述べた。それゆえに“てつ”や“はがね”と名のつく武具の性能はⅠⅡではⅢのものに劣る。銅の剣の性能には大差が無いのも面白い。同様に性能差の小さい聖なるナイフも銅製ではないかと推測される。そして性能差の大きい鎖鎌や大金槌はおそ…
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ドラクエⅡ考察~受け継がれる?伝説の武具・前編

【攻撃力・防御力を考察】  Ⅰの最強武器だったロトの剣だが、Ⅱではその座から転落してしまった。ナマクラなイメージのあるⅡのロトの剣だがデータを見て分かるようにⅠⅡ共に攻撃力は同じ40である。ロトの剣は錆びついたわけではなく単にⅠでは他に強い武器が無かったから最強武器だったということであり、Ⅱでは他に強い武器が存在しただけの話である…
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ドラクエⅡ考察~ロト戦記2 結集そして逆襲のはじまり

 前回“ロト戦記1 伝説の勇者再臨”にて手際の良い奇襲作戦で竜王の城を奪還した王子たち。次はいよいよ大灯台だが、見晴らしの良い場所にある大灯台を奇襲するのは不可能だ。よって正面からの攻城戦になる。それをいかにして成したかが今回のテーマになるのだが…  大灯台攻略にまず必要なのは戦力、もっと正確に言えば頭数だ。幸い竜王の城奪還の戦い…
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ドラクエⅡ考察~スライムブルー後編

 スライムブルー・ローレシアが何故弱いか?前編では生産性の低い土地の気候条件という切り口から、中編ではローレシアの建国王ロトの勇者の英雄性に脅威を抱いたムーンブルクによる徹底した封じ込め政策によるものだと考察した。  今回はスライムブルー・ローレシアの外交について考察する。 【もう一つの隣接国デルコンダル】  デルコンダル…
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ドラクエⅡ考察~スライムブルー中編

 スライムブルーと揶揄されるローレシアが何故弱いのか?というテーマ。前回はローレシアの地理・気候的な要因という切り口で考察した。今回は因縁の深い大国ムーンブルクとの関係から、ローレシアの弱さの秘密を探っていきたい。 【おさらい】  まずは“当ブログでの”ローレシア建国までの流れをおさらいする。  アレフガルドを出て、新王国を築…
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ドラクエⅡ考察~スライムブルー前編

 当ブログの最初の考察『何故王子はわざわざ城下町の宿屋に泊るのか?』ではローレシアは貧乏な弱小国であると述べた。今回は原点に戻ってというわけではないが、貧乏な弱小国ローレシアについてもっと掘り下げてみたい。 【スライム並みの弱兵】  ローレシアが貧乏だという根拠は…  ①宿代と道具屋の品揃えから推測される物価  ②宝物庫…
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ドラクエⅡ考察~ロト戦記①伝説の勇者再臨

【アレフガルド情勢】  ローレ王子たちがラダトームに着いた時点でのアレフガルドの情勢を整理してみる。 ①基本前提  アレフガルドの地は既にハーゴン軍の勢力圏にある。アレフガルドのフィールドでは“きとうし”や“しにがみ”、“グレムリン”といったハーゴン軍の正規軍がウロウロしているからである。それに王都ラダトームの目と鼻の先にある竜王…
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ドラクエⅡ考察~教会とアレフガルド、そしてロト

【時の国王幽閉】  前回の考察でアレフガルドの民は王を必要としなくなっていた(ローレ王子視点)と述べたが、実際はそんな事はない。確かに王がいなくても国民の生活は回っているが、アレフガルドの国民の潜在意識では王は必要不可欠である。少なくとも教会はそう考えている。根拠はある。  ①王を追放も抹殺もしていない  ②それ以前に王制打倒を宣…
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ドラクエⅡ考察~英雄・ローレシア王子の足跡⑤古き時代の終焉

 ルプガナの船乗りを味方に付けたローレ王子たちは自分たちのルーツであるアレフガルドを訪れた。前作ドラクエⅠを知ってるプレイヤーが100年後の凋落したラダトームを見て感じたのはおそらく“失望”あるいは“寂しさ”といったところだろう。王子たちも同じように、いやもっと強く感じただろう。今回は多くのプレイヤーが共感したラダトームを見た王子たちの…
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ドラクエⅡ考察~アレフガルドの知られざる物語

 かつてアレフガルドが大魔王により闇に覆われた時代があった。その時大魔王を倒し、携えた光の玉で闇を払った勇者、それがⅠ・Ⅱの時代に伝えられる『伝説の勇者ロト』である。  その『伝説の勇者ロト』の子孫であり、竜王の反乱を平定した英雄が後のローレシア建国王でもある『ロトの勇者』である。  『ロトの勇者』の竜王討伐から100年後、大神官ハ…
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ドラクエⅡ考察~英雄・ローレシア王子の足跡④第2の旅立ち

【突き付けられた現実】  ルプガナに辿りついた王子たちは船を借りるべく町の有力者と会見をしたが、無下に断られてしまった。この時点で王子たちのハーゴン討伐の旅は行き詰まってしまった。  よそものに船は貸せないという習わしは明らかに口実だろう。この老人の言葉からは交渉のテーブルにつく気すら無いようだ。王子たちを馬鹿にしている響きすら…
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ドラクエⅡ考察~もくじ

【ドラクエⅡの世界編】  まずはローレシア貧乏説から始まり、各都市の経済力のイメージを大雑把に考察する。そこから各都市のつながり、歴史まで考察する。 何故王子はわざわざ城下町の宿屋に泊るのか? 各地の経済力を考察① 各地の経済力を考察② 巨大なる地下都市ぺルポイ お金持ちランキング訂正版 世界一の職人の里テパ 真ん中の…
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ドラクエⅡ考察~ハーゴンの世界戦略

 ここでひとまずハーゴン軍の戦略についてまとめてみたいと思う。これまでの考察と重複する部分も多々あるが、お付き合いいただきたい。 【ドラクエⅡの物語中でのハーゴンの勢力】  本編でのハーゴン軍の拠点については当ブログの『ハーゴン軍の拠点』(http://togege.at.webry.info/201105/article_3.…
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